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紙とペンを持ち歩く

私が今回旅で有効活用したのは、紙とペンです。

私は、香港で使われる漢字と日本の漢字は、意味が違うものが多くて、
筆談もあてにならないと当初は思っていました。

しかし、試しに筆談に挑戦してみると、案外通じるものだとわかり、ちょっと
意外でした。

最初に使ったのがレストランで、そこで私が思っていたメニューを紙に書いて
見せたら伝わったので、「これは使えるな・・・」と思いました。

それから、電気屋さんで乾電池を買うときも、「乾電池」と書いて見せたら、
通じたのです。

同じ漢字圏の人間同士で理解しあうのに、筆談は有効だとわかりました。

ですから、香港もそうですし、中国本土に行く方にも、紙とペンを持ち歩く
ことをお勧めしたいと思います。

紙とペンの使い道は、何も筆談に限ったことではなく、旅をして気づいたことを
さっと書き留めておくにも便利ですし、私はいつも自分が滞在しているホテルの
名前と住所を予め書いておいて、道に迷ったとき、人に見せるようにしていました。

タクシーに乗る時も、紙に書いたものをドライバーに渡せば一発で理解してもらえます。

そして漢字に限らず、英語も、時々日本人の発音で伝わりづらかったりすれば、
紙に正しいスペルで書いて人に見せたらいいでしょう。

紙とペンは、海外ではコミュニケーションツールとして大活躍する、ということを
覚えておいてください。

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