香港の食事

香港の食文化は、植民地時代の名残を残しているので、アジア人にも欧米人にも
しっくりくるような味付けになっていると言われています。

もっとも、私は中国本土の料理を食べたことがないので、一概に本土との違いを
比較することはできませんが、本土料理と香港料理の両方を知っている日本人の
話を聞くと、中国料理はもっと油っこくて、食べているうちに胸焼けがしてくるが、
香港のほうがあっさりしていて食べやすい、と言っていました。

食べやすい、という点は、納得がいきます。

私は湯麺（ラーメン）や焼きそばのような麺類を好み、香港でも麺類を食して
いましたが、日本人には比較的食べやすい、醤油ベースや塩ベースの味に
近いものが多かったような気がします。

油っぽさはさほど感じなかったです。

魚のフライなどで、日本にはない、甘めのスパイスが使われていて、それは私も
相方の無理だったので、恐らく香港特有の香辛料だったのでしょう。

あとは、エビチリソースは日本の中華と全く同じ味。
日本人は恐らく香港で食生活に困ることなないと言えます。

ただし、香港は一つのメニューを取り分けてみんなで食べるという習慣があるからか、
それぞれの料理がやたらに大きく、一人で食べ切るのは無理でした。

一人で食事するときだけは、注意したほうが良さそうです。

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